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蟻通神社の登録有形文化財「舞殿」で開催される「ありとほし薪能」は、日本の伝統芸能を体感できる特別なイベントです。歴史ある神社の厳かな舞台で繰り広げられる薪能は、地域の文化を象徴する行事として多くの人々に親しまれています。
出演者の中の1人である山中雅志氏は、能楽観世流シテ方として活躍する重要無形文化財総合指定保持者で、大阪を拠点に、地域に根差した能楽普及活動や革新的な舞台企画を展開し、伝統芸能の魅力を広めており、「ありとほし薪能」では、その卓越した演技が観客を魅了します。
神社にちなんだ能の演目「蟻通（ありどおし）」は、平安時代の歌人で「土佐日記」の作者、紀貫之か紀伊の国への参詣途中で大雨が降り出し途方に暮れたお話です。幻想的なかがり火に照らされる舞台と神社の荘厳な雰囲気が調和し、訪れる人々に特別なひとときを提供します。伝統を受け継ぎながらも、観客を魅了する独特の世界観が広がるこの薪能を、ぜひご覧ください。
＜基本情報＞
ありとほし薪能
時期：毎年5月
※日程は変更になる場合もございます。
参加費：有料（全席指定席）
※座席により金額は異なります。
※座席は抽選で決定いたします。
場所：蟻通神社
アクセス：JR 阪和線長滝駅より徒歩約11分、泉佐野コミュニティバス・観光周遊バス「蟻通神社前」バス停すぐ
駐車場： 専用無料駐車場あり
※駐車場台数に限りがございますので、できるだけ公共交通機関をご利用下さい。
主催：ありとほし薪能実行委員会
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蟻通神社
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