豪商に支えられた、400年の歴史を持つ浄土真宗の古刹。
宗派:浄土真宗本願寺派
1613年(慶長18年)創建。現在は浄土真宗の寺院ですが、もとは真言宗の寺院であったと伝えられています。
江戸時代に入り、泉佐野の豪商である食野家(めしのけ)や唐金家(からかねけ)の支援によって、浄土真宗興正寺派の寺院として再興されました。
当時は「佐野坊(さのごぼう)」とも呼ばれ、泉南地域における興正寺(こうしょうじ)派の中心的な存在となっていました。境内には、現在も「佐野御坊」と刻まれた水鉢が残されています。
明治時代になると、寺は浄土真宗本願寺派(西本願寺)に属するようになり、京都の本山から高僧が訪れることもありました。その際に、門前の道が整備され、殿様などが乗る「駕籠(かご)」を降りるための場所も設けられました。今も門前には「御駕籠寄跡(おかごよせあと)」としてその名残が残っています。
本堂の内部には、熟練の職人による美しい彫刻や彩色が施されており、400年以上の時を経た今でもその華やかさと美しさを見ることができます。
食野家とは
夢伝説 泉州佐野長者のまちの物語①
夢伝説 泉州佐野長者のまちの物語②
夢伝説 泉州佐野長者のまちの物語③


<基本情報>
甘露山 西法寺
カンロサン サイホウジ
予約 | 本堂内の見学は要予約 |
TEL | 072-462-2101 |
住所 | 泉佐野市元町9−2 |
アクセス | 南海本線泉佐野駅 徒歩約 6分(約400m) |
駐車場 | あり |
参拝時間 | 8:00~18:00 |
拝観料 | 無料 |
主なご利益 | 「南無阿弥陀仏」と手を合わせ 阿弥陀如来の慈悲にふれることで、心の安らぎと極楽往生への願いを得られます。 |
お支払情報 | – |
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事前にご確認の上ご利用ください。
公式サイト:
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< 詳細情報(席・設備) >
◆豪商「食野家」「唐金家」が檀家だった寺。
◆食野家は江戸時代初期の再建資金提供、鼓楼門(通称 太鼓堂)の寄進、経典奉納などをして寺を支えた。
とくに「鼓楼門」は一般参拝口とは別に食野家の専用参拝口として用いられたといわれる。
◆寛文12年(1672年)に造られ、今も境内に残る梵鐘。年末には除夜の鐘がつかれ年始を迎える。
◆経堂(きょうどう)には、仏教におけるすべての経典をまとめた「一切経(いっさいきょう)」が保管されている


< チェックポイント >
◆本堂中央に、ご本尊は阿弥陀如来立像が安置され「南無阿弥陀仏」と念じることで、心の安らぎと浄土への導きを得られると信仰されている。
◆本堂右側に聖徳太子の木像/日本仏教全体の礎を築いた聖徳太子
◆境内には樹齢850年の「貝塚イブキ」があり、高さ約6メートル美樹幹回り約3.8メートルで幹は泉佐野市内最大級。
◆二重になった欄間の彫り物が素晴らしい。
◆門の前にある「おかごよせあと」。参拝者や近隣の大名などが駕籠を降りた場所の跡。どんなに偉い人でもここで籠を降り御駕篭寄(おかごよせ)に籠を置いて参拝したという。
◆三部妙典一字一石之塔(さんぶみょうてん いちじいっこく の とう)/法華経の文字を一文字ずつ石に記し、それを納めて築かれた供養塔のこと。






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