大阪市と和歌山市のほぼ中間に位置する泉佐野市は、自然に恵まれ、商業、工業、農業、漁業がバランスよく発展してきた都市です。

1994 年に関西国際空港が開港し、国際的な玄関口として「世界に羽ばたく国際都市」の役割を果たしています。国内外からのアクセスも良好で、大阪市内へは南海特急ラピートや JR 特急はるかで 40分以内に移動できます。

また海と山に囲まれた泉佐野は、両方の魅力がいっぱい。海側エリアには、夕日が美しい「りんくう公園」や「りんくうプレミアム・アウトレット」、新鮮な魚介が並ぶ「青空市場」が人気です。山側エリアには、約 1300 年前に開かれた修験の地「犬鳴山」と、癒しの「犬鳴山温泉」があり、自然に囲まれた環境で心身をリフレッシュできます。


さらに、3つの日本遺産や泉佐野市唯一の国宝があり、歴史や文化にも触れることができます。泉州地域の特産品として有名な水なすや玉ねぎ、魚介類や泉州タオル、地酒など、豊富な地場産品も楽しむことができる泉佐野市は、多彩な魅力が詰まった観光地です。

日根荘×葛城修験×北前船

泉佐野ストーリー

文化庁により認定された泉佐野市が誇る 3 つの「日本遺産」

「日本遺産」とは、文化庁により認定された地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーのこと。地域に点在する有形・無形のさまざまな文化財群は、泉佐野市が誇る 3 つの日本遺産です。

日根荘(ひねのしょう)

旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-

泉佐野市には、約 800 年前に九条家が治めた荘園「日根荘」が広がり、その風景は今も大木地区に残ります。九条政基の日記「政基公旅引付」や、鎌倉時代に日根荘開発時の様子を描いた二枚の絵図には、克明に村の水路やため池、寺社などが描かれ、驚くのは現存するものと一致。受け継がれる農村の風景です。

<関連施設>

・慈眼院

・日根神社 

・大井関公園

・日根荘大木の里コスモス園

<ウェブサイト外部リンク>

『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』

北前船(きたまえぶね)

荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間-北前船寄港地・船主集落-

泉佐野市の佐野浦(佐野町場)は、江戸時代に豪商・食野家や唐金家の船主集落として栄え、「北前船」で大阪・瀬戸内から日本海側を東北・北海道まで交易。和泉国随一の港として栄えました。その面影が今も地域に色濃く残っています。

<関連施設>

・旧新川家住宅 

・春日神社

・泉佐野漁協青空市場

<ウェブサイト外部リンク>

『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~』

葛城修験(かつらぎしゅげん)

-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地-

大阪・和歌山・奈良にまたがって連なる葛城の峰々は、古くから多くの神々が住まう山として崇められてきました。
「葛城修験」は世界遺産の吉野・大峯と並ぶ「修験道の二大聖地」。この地には役行者が法華経を 1 品ずつ埋納した28 の経塚が残されています。そこを中心に役(えんの)行者とゆかりある寺社や滝、巨石を巡る修行が今も続き、修験者や地域の人々が大切にしてきました。一般の人たちにとってもその歴史や魅力に触れることができる大きな存在なのです。

<関連施設>

・犬鳴山 七宝瀧寺

・犬鳴山温泉 不動口館

・犬鳴山温泉 み奈美亭 

・犬鳴山元湯温泉 山乃湯

<ウェブサイト外部リンク>

『葛城修験 -里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』

泉州タオルは、大阪・泉州地域で130年以上の伝統を誇る特産品で、日本のタオル産業発祥の地である泉佐野市(当時の佐野村)で生まれました。その特徴は、後晒(あとさらし)製法による優れた吸水性と柔らかな肌触りで、環境にも配慮された製品として注目されています。職人たちが守り続ける技術で、日常使いから贈答品まで幅広いシーンで支持されています。国内外で高い評価を受ける泉州タオルは、日本ブランドとして地域の魅力を伝える存在です。ぜひその品質を手に取って実感してください。

<購入できるお店>

・泉州タオル本館

・K‘s Cotton House(金野タオル)


泉佐野市は、和泉山脈と静かな内海に囲まれた自然豊かな地で、日本遺産にも登録されています。古代から稲作が盛んで、肥沃な土壌と清らかな湧水が育む良質な米が、この地域を支え続けてきました。この伝統を受け継ぎ、1921年創業の北庄司酒造では、手作業にこだわり、高品質な酒造りを行っています。看板銘柄「荘の郷」をはじめ、地元の風土を活かしたお酒は、「純粋で綺麗な味わい」として親しまれています。泉佐野の豊かな自然と歴史を味わえる一杯を、ぜひお楽しみください。

<北庄司酒造のお酒が呑めるお店>

・大阪産料理 空 泉佐野駅構内店

・お食事処 植田

泉州地域の特産品は、豊かな土壌と歴史が育んだ逸品揃いです。「泉州玉ねぎ」は明治時代に水稲の裏作として始まり、水分が多く甘みがあり柔らかな食感が特徴。保存用の「玉ねぎ小屋」も地域の風物詩です。「泉州水なす」は平安時代に遡る伝統野菜で、瑞々しい甘みと柔らかな皮が特徴。浅漬けではその風味が一層引き立ちます。「松波キャベツ」は冬の寒さで甘みが増し、シャキッとした食感が魅力で、大阪名物のお好み焼きにも欠かせません。また、「がっちょの唐揚げ」は泉州のソウルフード。骨まで食べられるパリパリ感と秘伝の味付けがやみつきになります。冷めても美味しく、おつまみやおやつにも最適。地元の自然と伝統が詰まった特産品を、ぜひ旅の思い出に味わってみてください。

<特産品を楽しめるお店>

・mum’s kitchen きくがわ

・大阪産料理 空 泉佐野駅構内店

・株式会社タケダフーズ

特産品をもっと見る


泉佐野市は新鮮な海産物の宝庫です。「泉だこ」「ワタリガニ」「穴子」をはじめ、ブランド貝「泉州げんこつ赤貝」「泉州極みとり貝」は、全国的にも注目されています。泉佐野漁港では、赤貝やとり貝が特に多く水揚げされ、肉厚でコリコリとした食感が魅力。300g以上の赤貝は「げんこつ」と呼ばれ、刺身や寿司にすると噛むほどに旨味が広がります。また、泉佐野漁協直営の「青空市場」では、その日に水揚げされた新鮮な魚介類を購入可能。市場内のレストランや寿司店では、旬の魚をその場で味わえます。午後には「昼網」の魚がセリにかけられ、活気ある取引が見学可能。地域の海の恵みを存分に楽しめる体験が待っています。ぜひ泉州の海産物の魅力を味わってみてください。

<特産品を楽しめるお店>

・裕太朗寿し

・お魚食堂 こたや

・割烹 松屋 

・三平寿司 

・ごちそう居酒屋 夢

泉佐野市公式キャラクター紹介

泉佐野市動画紹介

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