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天下の台所「大阪」の食文化を支える泉佐野
泉州の祭りに欠かせないワタリガニ
泉佐野には日本で唯一の専門店がある
海と山に面した豊かな自然環境を誇る泉佐野市は、古くから様々な山海の幸が一年を通して収穫されています。さらに、江戸から明治時代にかけ、大阪と北海道を結ぶ「北前船」の活躍により、天下の台所「大阪」の食文化を支える食材の一大生産地として栄えました。
泉佐野市を代表する食文化のひとつにワタリガニ(渡り蟹)があります。泉州の祭りや祝い事で親しまれていたワタリガニは、甘くて濃厚な味わいがクセになる美味しさ。地元では蒸し蟹や蟹鍋、蟹味噌を使った料理など、さまざまな調理法で楽しまれています。
また、ワタリガニの普及促進をして地域経済の活性化を目指す泉佐野市は、写真を撮るときは「はいポーズ!」の代わりに「ワタリガニ!」のかけ声とともに、ワタリガニポーズが求められるユニークな条例があります。
1964 年(昭和 39 年)に創業した「割烹 松屋」は、日本で唯一のワタリガニ専門店。夏から秋にかけてはオス、冬から春にかけてはメスと、季節や雌雄に合わせた様々な調理法でワタリガニの魅力満載のフルコースを愉しませてくれます。泉佐野に着いたら、稀少で贅沢な味わいをぜひご堪能ください。
おすすめ POINT
平均予算、昼は 15,000 円、夜は 20,000 円。1日3組限定(要予約)なのでゆっくり堪能できる。
店舗名
割烹松屋