内陸エリア
800年流れ続ける井川(ゆかわ)用水を歩く旅
内陸エリアモデルコース

800年流れ続ける井川(ゆかわ)用水を歩く|神社・寺・里山をつなぐ、日本の原風景をめぐる旅



世界かんがい施設遺産・井川(ゆかわ)用水を歩く。
約800年前から今も流れ続ける「井川用水」。
今も地域の農業を支える現役の水路です、世界かんがい施設遺産にも登録され、その流れは神社や寺の境内、日本の原風景が広がる里山へと続きます。この旅では、井川用水の始まりとなる取水口から、水の流れをたどって歩きます。
まずは神社や寺を巡るスタート地点A(井川用水取水口)へ。
時間と体力に余裕があれば、
B(古民家カフェ)、さらに井川用水の終点を目指すC(十二谷池)へ。
どこまで歩くかは、あなた次第です。
このコースの見どころ
◆約800年前から今も流れ続ける現役の農業用水
◆世界かんがい施設遺産に登録された歴史ある水路
◆神社や寺の境内を流れる全国でも珍しい景観
◆日本の原風景が残る里山を歩く散策コース
今も農業用水として活用していることを楽しく学べると、旅の楽しみが一層広がります。
井川(ゆかわ)は、住宅地や田畑の中を流れ、今も地域の暮らしに根ざした大切な文化財です。
見学の際は、地域の方々の生活にご配慮いただき、私有地や田畑には立ち入らず、道路など一般に通行できる場所からご見学ください。
また、大声での会話や長時間の滞在を避け、地域の方々のご迷惑にならないようご協力をお願いいたします。
【コース全体マップ】
井川用水のスタート地点から時間や体力に合わせて歩く距離を選べます。
→ A|まずはここまで
神社・寺・国宝を巡る基本コース
終了後:東上(慈眼院前)バス停から駅へ
→ B|もう少し歩けそうなら
井川用水沿いを歩いて古民家カフェへ
終了後:久の木バス停から駅へ
→ C|時間と体力に余裕があれば
田園風景を抜け、井川用水の終点「十二谷池」へ
終了後:JR日根野駅へ
【A】基本: 所要時間約3時間(約3km・徒歩約1時間)
まずは、井川用水の始まりとなる取水口(古川橋)からスタート。
神社や寺を巡りながら井川用水に沿って歩き、時間や体力に余裕があれば、その先へ足を延ばしてみましょう。
南海本線「泉佐野」駅・JR「日根野」駅
↓犬鳴山行きバス
土丸バス停下車
↓ 徒歩
井川用水取水口(古川橋)【井川用水 START】
↓ 徒歩
大井関公園(ろじ渓谷)
↓徒歩
日根神社
↓徒歩
慈眼院
↓徒歩
東上(慈眼院前)バス停 → JR日根野駅・南海泉佐野駅
【B】もう少し歩いて古民家カフェへ
Aからさらに 約1.2km/徒歩約20分+カフェでの休憩。慈眼院から、さらに井川用水沿いを歩きます。
慈眼院
↓徒歩
総福寺・天満宮
↓ 徒歩
古民家カフェ彩(いろどり)Ichigolab_izumisano
↓ 徒歩
久の木バス停 → JR日根野駅・南海泉佐野駅
【C】もう少し歩いて古民家カフェへ
さらに歩いて、井川用水の終点へ 約4km/徒歩約1時間20分 古民家カフェ彩から井川用水の終点を目指します。
古民家カフェ彩(いろどり)
↓徒歩
久の木バス停
↓ 徒歩
あぜ道
↓ 徒歩
十二谷池 【井川用水GOAL】
↓徒歩約20分
JR日根野駅

【交通手段/バス】
※この周辺のバスは1時間に1本程度と本数が少ない為、時刻表でご確認下さい。
※日根野駅前を経由する721・722・723系統を利用できます。724系統は日根野駅が終点なので犬鳴山方面へは行けません。
————-南海ウイングバス時刻表————————–
【往路】
南海「泉佐野駅前」⇒土丸バス停 時刻表
詳細ページを見る![]()
JR「日根野駅前」⇒土丸バス停 時刻表
詳細ページを見る![]()
【復路】
時刻表
詳細ページを見る![]()
A終了⇒東上(慈眼院前)バス停
B終了⇒久の木バス停
C終了⇒JR「日根野駅」・南海「泉佐野駅」
※コースは平日の一例です。時刻表をご確認ください。
———————————————————————–
START
泉佐野駅・JR日根野駅からバスで「土丸」へ

南海「泉佐野駅」から約20分
JR「日根野駅」から約9分

土丸バス停下車
ここから、井川用水の始まりとなる「取水口(古川橋)」へ向かいます。
バス停から取水口までは徒歩約10分。里山の風景を楽しみながら歩きましょう。


公衆トイレ:土丸児童広場(バス停から徒歩約5分)
駐在所:バス停付近


⚪︎順路ポイント
「土丸」バス停の斜め向かいのお地蔵さんを目印に、角を入ります。


立石自動車商会を右手に見ながらさらに直進。


(徒歩約10分)

井川用水取水口(古川橋)【井川用水 START】
樫井川から井川用水へ水を取り入れる「取水口」。
ここが、約800年にわたり地域の農業を支えてきた“水の道”の始まりです。
古川橋のそばには井川用水の案内板があります。まずはここで、これから歩く水路の全体像を見てみましょう。
川の音を聞きながら階段を下りると、樫井川から井川用水へ水が流れ込む取水口を見ることができます。
約800年前に築かれた井川用水は、2022年に「世界かんがい施設遺産」に登録され、現在も農業用水として使われています。
ここに注目!
約800年前の水を運ぶ技術
井川用水は、取水口から終点の十二谷池まで、わずかな高低差を巧みに利用して水を流しています。
約800年前から受け継がれてきた水の流れを、この先は実際に歩いてたどってみましょう。
古川橋を渡り、樫井川の対岸へ。


樫井川にかかる古川橋。

分岐を右へ樫井川沿いを歩く。

川の流れる音を聞きながら、階段を下りて取水口へ。




樫井川から水を分岐させ、井川に流れ込む「取水口」。
井川用水をもっと知る
・取水口:約標高55m
・全長:約2.9km
・取水口から終点(十二谷池)までの高低差:約5m
わずかな高低差を巧みに利用して水を流すよう設計された井川用水。
約800年前の高度な土木技術を今に伝えています。


古川橋を渡り樫井川の対岸へ


ゆるい下り坂の分岐点を右へ

井川用水に沿って、ゆったり散策。
昔ながらの住宅地を流れる水路を眺めながら、地域の暮らしに寄り添う風景を楽しみましょう。


大井関公園を流れる井川用水



大井関公園(ろじ渓谷)
大阪府の「大阪みどりの百選」に選ばれた大井関公園。
奇岩と清流、赤い橋が織りなす景観が美しく、春は桜の名所としても親しまれています。
公園にはベンチや公衆トイレもあり、散策途中の休憩にもおすすめです。



ひと休みしたら、公衆トイレ裏手を流れる井川用水に沿って、日根神社へ。
木々に包まれた緑の小径を歩きます。

(徒歩約5分)
日根神社
日本遺産の構成文化財が残る日根神社。
「大井関大明神」とも呼ばれ、大井堰や境内を流れる井川(ゆかわ)と深い関わりをもつ神社です。
毎年7月の「ゆ祭り」では、水の恵みに感謝し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。



ワンポイント情報
安眠を願う「まくら守り」や、枕の形をした絵馬も人気です。




日根神社から慈眼院へは徒歩約1分。
隣り合う神社と寺は、かつて神と仏をともに信仰した「神仏習合」の歴史を今に伝えています。
慈眼院
慈眼院の境内にも井川用水が流れています。
農業用水としてだけでなく、地域の暮らしや信仰とも深く関わってきた水の歴史を感じられる場所です。
境内を流れる井川(ゆかわ)沿いに、水路の岸を守る「石積み護岸」が見られます。


慈眼院(じげんいん)は、天武天皇の勅願寺として創建された泉州最古の寺院。
泉佐野市で唯一の国宝「多宝塔」を有しています。
まずは本堂へ参拝。その後は、国宝「多宝塔」や重要文化財「金堂」など、歴史ある境内をゆっくり巡ってみましょう。


本堂では、願いごとに合わせたお線香をお供えできます。



国宝「多宝塔」と重要文化財「金堂」が描かれた御朱印や、
縁起の良い「七宝つなぎ文様」をあしらった御守りなどもあります。
また、事前予約で抹茶を楽しむこともできます。静かな境内で、日本文化に触れながらひと休みしてみませんか。
※体験・拝観については事前予約が必要な場合があります。



日本文化に触れながら、ゆったりとした時間を過ごせます。※日程により受付できない場合もあります。

ワンポイント
抹茶のお点前や写経体験も楽しめます。
※事前予約が必要です(電話受付は日本語のみ)。
日程により体験できない場合があります。


(DATA)慈眼院
住所:泉佐野市日根野626
TEL:072-467-0092
※拝観については要予約(山料として一人300円)。
※日程によっては法要等で、ご拝観をお断りする場合もあります。
※団体様は少人数に分けて拝観していただいております。
拝観時間:8:00~16:00
\Aは、ここまで/
東上(慈眼院前)バス
ここで終了。
バスでJR日根野駅・南海泉佐野駅方面へ戻ることができます。

時間と体力に余裕があれば、ここからBコースへ。
井川用水に沿って歩き、古民家カフェを目指します。

井川用水に沿って、住宅地の中を歩きます。

途中では、井川用水が分岐したり、ほかの水路と合流したりする様子も見られます。
今も地域で大切に受け継がれている、現役の農業用水です。

(徒歩約15分)
総福寺(天満宮本殿・国重要文化財)
日根荘ゆかりの古刹。境内の鎮守天満宮本殿は、桃山時代に建てられた国の重要文化財です。
周辺には昔ながらの土壁が残り、歴史を感じる町並みも楽しめます。
※総福寺のトイレをご利用いただけます。




地元のいちご農家「IchigoLab_Izumisano」が営む、古民家をリノベーションしたカフェ。
どこか懐かしい空間で、ゆったりとひと休みできます。




(DATA)
IchigoLab_Izumisano (古民家カフェ 彩)
住所:泉佐野市日根野1369
TEL:080-4703-4106
受付時間 9:00 ~ 16:00 ※12:00まではモーニングメニューもあります。
定休日:月・火・水

(徒歩約2分)
Bコースはここで終了。バスでJR日根野駅・南海泉佐野駅方面へ戻ることができます。

まだ歩けそうなら、Cコースへ。
田園風景の中を歩き、いよいよ井川用水の終点「十二谷池」を目指します。


C さらに歩いて、井川用水の終点へ
約4km/徒歩約1時間20分
時間と体力に余裕があれば、いよいよ井川用水の終点へ。
古民家カフェ彩(いろどり)でひと休みしたら、再スタート!
住宅地を抜け、のどかな田園風景の中を歩きながら「十二谷池」を目指します。
※Cコースは住宅街も通る為、観光ボランティアガイドをおすすめします。

あぜ道
のどかな田園風景の中を歩きます。
初夏には緑の苗、秋には黄金色の稲穂が一面に広がり、季節ごとに異なる里山の風景を楽しめます。
遠くには雨山や土丸山などの山々も望めます。

(徒歩約10分)
Y’s Cafe(ワイズカフェ)の周りを囲むように井川用水が流れているのも特徴的です。

ワンポイント情報
建物の周囲を井川用水が流れる「Y’s Cafe」。
時間に余裕があれば、ランチや休憩に立ち寄るのもおすすめです。
※入口は建物の裏手にあります。

(徒歩約10分)
国史跡「十二谷池(じゅうにだにいけ)【井川用水GOAL】
いよいよ、井川用水の終点へ。
土丸の取水口からたどってきた水が行き着く「十二谷池」。
約800年にわたり地域の田畑を潤し、人々の暮らしを支えてきた歴史あるため池です。
今も農業用水として大切に利用されています。



十二谷池(じゅうにだにいけ)からJR日根野駅まで徒歩約20分。

JR日根野駅
南海泉佐野駅に戻りたい方は日根野駅からバスまたは、電車の場合は「りんくうタウン駅」で南海線に乗り換えて「泉佐野駅」へ。

約800年前から今も流れ続ける、井川用水。
取水口から水の流れをたどって歩くと、神社や寺、昔ながらの集落、田園風景など、水とともに受け継がれてきた泉佐野の暮らしが見えてきます。
時間と体力に合わせて、自分のペースで。
世界かんがい施設遺産を“歩いて感じる旅”を楽しんでみませんか。

【コースのご案内役】
泉佐野市観光情報センター(泉佐野観光ボランティア協会)
このモデルコースは、泉佐野観光ボランティア協会と連携して造成しました。
ガイドと一緒に歩くと、井川用水の歴史や地域に伝わる物語、暮らしとの関わりをより深く知ることができます。
※事前予約制。申込時に待ち合わせ場所・時間をご相談ください。
※申込は1週間前まで。

(DATA)
泉佐野市観光情報センター(泉佐野観光ボランティア協会)
住所:泉佐野市上町3-11-47(泉佐野駅東出口 ロータリー側からすぐ)
TEL: 072-458-3901
受付時間 10:00 ~ 16:00
依頼ガイドは運営協力金として5人まで1,000円/10人まで2,000円 (10人以上は1人につき200円)
※お申し込みは1週間前迄
<泉佐野地域通訳案内士協会>
英語・中国語での通訳ガイドが必要な場合、さらに別途費用が必要です。
■公式HP https://guide-izumisano.jp/
■料金表 https://guide-izumisano.jp/l-tarif-jp/
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